はじめに
みなさんは自転車のタイヤの空気って頻繁にチェックしていますか?私は自転車がすきなのにどうしても空気圧の管理は後手後手に回してしまいがちです。やはり空気入れって体力入りますし面倒臭いからでしょう。
そこで少しでも空気入れの負担を減らすためにAmazonで小型の電動ポンプを購入しました。
このポンプ非常に秀逸です。職場の人のバイクやクロスバイクにも空気を入れることができました。慣れないので最初は手こずりましたが…。
ただひとつだけ大きな問題があって私の自転車 と奥さんの自転車にはなぜか空気を入れることができません。
私がこの電動ポンプを扱う技術が未熟なのもあるとは思いますが、英式バルブの中でもスーパーバルブという虫ゴムのないタイプのバルブに変更していたのが原因なのかなと考えました。かといって普通の英式バルブに戻すということは今後も、
- 空気が漏れやすい(仏式・米式と比較)
- 虫ゴムの劣化は確定しているため交換しなくてはならなくなる
- 空気圧が測れない
という欠点と付き合う必要がある。ということです…。
そこで米式バルブというものに変換するキットがあることを知りこのバルブを使用することにしました。
先程私がご紹介した電動ポンプも悪くはありませんが、普通の空気入れに比べると明らかに高価ですので、電動ポンプを購入する前にまずはこれからご紹介するシティーサイクルやママチャリの英式バルブを米式バルブに交換するキットを使ってバルブの形式を交換されることをオススメします。
米式バルブにするだけでも空気が抜けにくくなることに気づいたからです。
米式バルブの変換キットってどんな構造?
そもそも米式バルブってどんな構造なんでしょうか。
あとでご紹介するPanaracer(パナレーサー) エアチェックアダプターの写真で見てみたいと思います。
英式バルブから米式バルブへの変換アダプターなのに非常にシンプルな構造になっています。虫ゴムなんかもありません。変換アダプターでこれだけシンプルな構造です。
米式バルブチューブのバルブはもっとシンプルですね。
ちなみに日本で最も一般的な英式のバルブはこんな感じです。
めちゃくちゃ複雑ってわけではありませんが、米式バルブに比べればやはり複雑です。そして英式特有の虫ゴムがあくまでもゴムなので経年劣化を招きやすいのが難点ですよね。
そしてロードバイクなどの高価なスポーツバイクでおなじみの仏式バルブの構造です。
高圧まで空気を入れることができるのが強みですが、
- 米式バルブと比べると空気が抜けやすい
- 空気を入れるたんびに小ネジを回さなくてはならない。
- このバルブコア軸が曲がりやすい
というのがデメリットであると私は考えます。まぁ、自転車の手入れが苦にならない人にとってはデメリットにもならないでしょう。
米式バルブのメリットは?
- 空気が漏れにくい
- 空気圧が測れる
- 空気圧の調整が可能
- 自動車やバイクと同じ構造のためいざという時にはガソリンスタンドの空気入れを借りればなんとかなるかもしれない。(家にある空気入れで空気を入れれなくなる可能性もある。)
- 構造がシンプル
この反対が英式バルブのデメリットともいえます。
米式よりも英式の方がコストが安いので一般的に出回っている理由のようです。また日本のシティーサイクルのほとんどが英式バルブなのは日本の自転車はイギリスから入ってきた歴史が背景にあるようです。
英式から米式バルブへ変換できるキットを紹介します
英式バルブから米式バルブへ変換できる商品がアマゾンで購入可能です。
さっそくACA-2に交換してみたのですが、非常に簡単でバルブの交換そのものでしたら3分で十分交換可能です。
私が実践してみた結果、空気を入れる時間を考慮してもタイヤ2つで5〜10分程度あれば十分交換可能ですよ。
まとめ
米式バルブにしてから空気入れが容易になり、何よりも空気が漏れにくくなったように思います。
私は購入した電動ポンプを英式バルブで上手に空気を入れることができなかったということから米式バルブへの変更 を考えました。
ですが、米式バルブへ変更することが空気入れの作業そのものがかなり楽になりますし、空気も減りにくくなりますので管理が楽です。
あまり自転車に興味がない方こそ米式バルブへ変換できる先程ご紹介したキットを利用されることをオススメします。
自転車メンテナンスにかかるストレスが減ることは確実です。
もしもチューブがパンクしたり経年劣化により交換する必要性が出てきたときは米式ベルブのチューブに交換しようと思っています。
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