はじめに
皆さんの中にも夫婦共働きで頑張っている家庭が多いのではないでしょうか?
わたし自身、何を隠そう奥さんが仕事をしてくれているので、我が家の家計が成り立っています。
わたしが心の底から皆さんにお勧めしているインデックスファンドを用いた世界投資をずっと実行し続けることができているのも、実に奥さんのおかげです。
改めて奥さんに感謝すべきだと気付かせてくれる本に出会いましたのでご紹介します。
最近の現状ではよほどのエリートサラリーマンでもない限り、サラリーマンが得られるサラリーだけで家庭の経済の土台が成り立たちにくくなっている現状でしょう。
わたしは男ですので余計に「妻への感謝を忘れたらあかんな」と本書を読んでいて思い知らされました。
家庭にも経済的な土台が当然のごとく重要
男と女の収入のアンバランスも、家庭生活を運営するうえでは、大きな問題になる。
夫の年収と、奥さんが働いているかどうかを調査してみると、
「500万円以下では、奥さんがフルタイムで働き、600万円前後では、奥さんがパートタイムで働き、800万円以上では、奥さんがフルタイムで専業主婦をしている」
という結果になったという。
夫の年収が800万円以上の過程でも、奥さんがフルタイムで働いているケースはあるが、それは、奥さんが文字通りのキャリアウーマンで、仕事に生き甲斐を感じている場合だという。ただ単に、家計の足しにするために働いている人は、まずいないそうだ。
男は、いつの時代になっても、女性に、家庭内での家事を求める。
男女平等とかいくらいわれたって、決して対等・平等にはならない。
夫も妻もフルタイムで働いている共稼ぎの夫婦の場合、夫が炊事・洗濯・後片付けなどの家事を分担しているにしても、量からいえば、やはり奥さんに負担がたくさんかかっているのが現実やろ。
奧さんが、仕事が好きです働いているというなら、それでも問題はないが、夫の稼ぎが少ないため、無理して働いていると言うのなら、やがて、そこにギャップが生まれる。ほころびができてくる。
「なんで、わたしばっかりがこんなしんどい目を見んといかんの。あんたの稼ぎが…」
といってしまったら、もう二人の関係は終わりである。
夫にしたって、「こいつの稼ぎがなかったら、うちの経済は……」と思えば反論もできない。
どうしたって、ギスギスして明るい家庭なんか望めない。こういうことを考えるにつけても、やはり、結婚生活は経済が土台になっていろといわざるを得ないのであります。
引用)『ゼニの幸福論 (impress QuickBooks)』(青木 雄二 著)
今の時代、なかなか夫のお給料だけで家庭の経済が回る家庭って少ないでしょう。
ですのでほとんどの家庭で奥さんも子育てや家事の合間をぬって仕事をしてくれるので家庭の経済が成り立っているのが実情でしょう。
特に男性はここのところを忘れたらダメですね。
なぜって引用のところにもあったように男はどうしてもやはり家事を女性に頼ってしまうからです。
胸を張って「家事もしっかりやってます」という男性はそんなに多くないでしょう。「俺はやってるし」といえるひともただの勘違いかもしれませんよ。
運命共同体である奥さんが、
「なんで、わたしばっかりがこんなしんどい目を見んといかんの。あんたの稼ぎが…」
と感じてしまうのも無理がありませんね。
しかし面と向かってこれをいわれたら確かに夫婦関係は終わりです。
こんな思いを少しでもさせないように奥さんの働きをねぎらう気持ちは常に持っていたいものです。
まとめ
もしも夫婦喧嘩になったとしても、妻に本当に感謝できていたかを今一度振り返ることが大切です。
妻がいなければ家庭は成り立たないことを忘れてはいけませんね。
結局のところ結婚したオトコは奥さんがいなければなにもできないのです。
ここを忘れたらあきません。
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