はじめに
奥さんのおばあちゃんが九州の田舎に住んでいるので、1年にいち度くらいのペースで飛行機に乗って会いに行きます。
今年も年末年始の休みを利用して会いに行ってきました。
おばあちゃんの自宅は本当に田舎なのですが田舎すぎて半端ないです。
なんせ近くにコンビニなんてありません。
小さな個人経営の商店があって生活用品はそこで購入するそうですが値段は決して安いわけではありません。
診療所もあるのですが、月に数回しかやっていない「へき地診療所」があるくらいです。
驚くことにポケットWi-Fiはもちろん携帯のデータ通信も入らない環境です。
田舎で住むための条件
こういった田舎って誰でも住めるわけではなく条件があります。
・健康であること
・日常生活動作が自立していること
・車の運転ができること
この条件が最低限必要だと感じました。
先ほど申し上げたように診療所も1ヶ月に数回しか空いていないため頻繁に通院が必要な状況であれば住めません。
また介護保険の認定を受けていてもヘルパーさんやデイケアなどの社会資源が充実していないのでなかなかサービスを受けることができません。
そして上記の中でも特に車の運転は必須ですね。
一番近くの小さい商店に行くのも徒歩20分くらいでしょうか。
おばあちゃんの脚だともっとかかると思います。
おばあちゃんは80代で運転しておられますが免許の更新が3年に1度で更新手続には認知機能検査が課せられているようで、なかなかプレッシャーになるそうです。
更新センターに行くのにも自宅から遠く車で1時間はかかります。
この認知症のテストは先日無事にいちばん良い結果でパスしたそうですが、近いうちに実技試験を受ける予定だそうです。
毎日のように高齢者の自動車事故について放送されているので高齢者は車に乗るのを控えればいいのに…。
と内心思っていましたが、どうしても必要な地域に住む高齢者もおられるのだなとつくづく思った次第です。
私はミニマリストを目指しているのでこれからも先も車を所有したくありません。
ですので確実に田舎暮らしは凄く憧れますが残念ながら田舎では生きていけませんね。
ただ私の妻のおばあちゃんのように田舎でどうしても暮らして行く必要がある方もいます。
田舎でも生きていけるようにするためには行きたいところを登録したらあとはドライバーが運転などしなくても目的地まで連れて行ってくれるような車が早くできないかなと思ったお正月でした。
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