本当にリハビリしても改善していないのか?
「リハビリしてもいっこうに改善しないと感じ悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?
もしかしたら治療している理学療法士の技術を疑っている方もおられるかもしれません。
実際に臨床しているとリハビリ直後には「動きやすくなった」「痛みがなくなった」というお言葉をいただくことがほとんどです。
理学療法士の立場から客観的にみて前向きにリハビリに取り組まれる患者さんでリハビリを行った直後に何も変化がでない方はほとんどいません。
リハビリした後に改善した動作や症状が良くなったところはあなたにとっての伸び代であり改善の余地がある部分です。
せっかくリハビリ直後には良くなったのに次のリハビリのときまで特に何もせず過ごすとまた元の木阿弥になってしまうのはあなたも心当たりありませんか?
「じゃあどうすれば良いのか」勘のいい方はもうわかると思いますがお話ししていきます。
自主トレーニングはもの凄く大切
リハビリ後に改善した動きや疼痛のない状態を維持・改善していくためには自主トレーニングが必須です。
病気の症状などによっては自主トレーニングなんてとてもじゃないという方もおられるのでしょう。
もちろん無理は禁物ですが自主トレーニングできる状態になったり行う余地のある方は少しでもいいのではじめてください。
もちろん自主トレーニングの内容や頻度については患者さんによって異なるので担当してくれている理学療法士に相談してみましょう。
きっと親身になって相談に乗ってくれることでしょう。
また自主トレーニングは冷静になって自分の体と向き合うという意味でも非常に重要です。
自分でトレーニングを進めていく中で自分の体の動きの特性に気づくというメリットもあるのです。
まとめ
騙されたと思って担当の理学療法士から教えてもらった自主トレーニングをコツコツ続けてみてください。
ある程度継続していくとリハビリした後の動きやすさや痛みのない状態が持続していることに気づくことでしょう。
この際自主トレーニングの進捗状況をセラピストに報告しコミュニケーションを図っていくこともとても大切になりますよ。
あくまでもコツコツです。
途中でやめてしまってはまた体がもとのコンディショニングに戻りますので無理のない範囲で続けることが大切になりますね。
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