治療の3つの柱

はじめに

私が日々、患者さんに提供させていただいているような私の手を用いた治療は、

  • 技術
  • 慰安
  • コミュニケーション

で成り立っている下記の本で紹介されていました。

技術

私は治療家ですので私の治療技術をもってして患者さんに喜んでもらいたいです。

ただコミュニケーション不足の状態で技術を提供するのって本当に難しいなと日々実感しています。

ですので本当は「治療家が考える問題点」に対してダイレクトに治療を実施出来たらいいのですが、

その問題となる要が骨盤帯などのデリケートな場所だったりする場合も多いです。

するといくら患者さまといえど初対面で早速治療させていただくのは難しい場合もあるわけです。

やはり自分が良いと思う治療を前面的に押し付けるのは無理があるなと思うわけです。

治療に限らず何でもそうですが、あまり押し付けるのはよくありませんね。

慰安

慰安というと治療の場面ではマッサージのイメージがもの凄くあるでしょう。

そこで慰安の意味を調べてみたのですが、

心をなぐさめ、労をねぎらうこと。また、そのような事柄。

とあります。

そうなんです。相手を労う気持ちも含まれるということが重要です。

病気が怪我による後遺症によって体が動きにくい方や強烈な痛みとお付き合いしながら毎日頑張っている患者さんが多くおられます。

そういった患者さんに対する労いの精神があって初めて患者さんも治療者を受け入れてくれるのではないでしょうか。

患者さん・治療者ともに人間ですから。

コミュニケーション

先ほどの慰安を踏まえた上でのコミュニケーションですね。

何よりも人間関係が形成されていなくては自分の技術も何もないです。

理学療法士などの手をもって治療する職種は自分の技術を売って最終的には患者さんの動作能力を高めさせていただくことが仕事です。

コミュニケーションが形成されていなくては治療が思うように進まない。患者さんをよくできない。

ものです。

患者さんをサポートさせていただくためには先ほどの慰安を含めたコミュニケーションは本当に侮れません。

頑張っている患者さんを労ってよいコミュニケーションを築いていきたいものです

まとめ

治療の内訳である技術・慰安・コミュニケーションについてお話してきました。

スムーズにいくためには

慰安・コミュニケーションがあってはじめて技術が生きてくるかもしれません。

実は治療だけでなく家族や友人関係にもコミュニケーションって切っても切り離せないものです。

私の周りにいてくださる方々に感謝の気持ちを持ってこれからも接していきたいと改めて感じた次第です。

 

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