はじめに
私がアメリカに語学留学する前に出会いアメリカに語学留学中にもいくつかコースに参加させていただくことができたのがこのIPAという手技です。
居候させていただいていたアメリカの理学療法士の友人がこのIPAを勉強しておりこの手技を広めるために彼はインドに行ったり日本に来たりと世界中を飛び回っています。
実はこの記事もIPAの講習会中に書いているのですが、どんな治療技術なのかを簡単に書いていきたいと思います。
IPAについて紹介するよ
IPA とはThe Institute of Physical Artという1978年にアメリカで設立された組織になります。
参照)IPA Japan
もともとアメリカのPNFという治療技術が始まったKaiser病院というところで働いていたGregg Johnson とVicky Salivaが色々な治療技術を学び統合したのがこの手技になります。
この2人は夫婦で2人の息子さんである Ryan Johnsonも理学療法士となりIPAのインストラクターとして活躍しています。
この記事を書いている今もRyan Johnsonが教えているコースになります。
IPAでは障害を、
- Mechanical(機械的・構造的)
- Neuromuscular(神経筋)
- Motor Control(運動制御)
上記3つの要素で捉え評価、治療を進めていきます。
軟部組織、関節、内臓、神経血管系における機械的・構造的機能障害に対してセラピストが徒手的にmobilizationを行うのみではなく、患者のactiveな運動という治療への参加を用いたFunctional Mobilizationを用います。
その上でより制御された効率的かつ機能的な動作を獲得していくためにPNFなどを用いてNeuromuscular(神経筋)、Motor control(運動制御)を統合していきます。
コースの種類について
- PNFⅠ
- CFS
- FM1
- FMⅡ
- FMLQ
- FMUQ
- PNFⅡ
- VFM
- REM
- GAIT
- DFA
- PGP
- KSC
- CRS
- PNUQ
- PNLQ
- FMAT
上記のようにたくさんのコースがあります。
IPAが魅力的な理由
- 私が学んでいる治療技術であるPNFがベースにあるモビライゼーション技術であること
- かなり洗練された治療技術である(アメリカ理学療法士協会の新人教育プログラムにも入っている)
- 私が語学留学中にお世話になった友人たちとつながれること
- IPAを通して多くの尊敬できる人々に出会うことができたこと。
上記のような点であると思っております。
まとめ
このIPAという治療技術に興味をもたれた方は先ほどご紹介したIPA Japanのホームページを是非ご覧ください。
いつも拝見しております!
何事にも取り組む姿勢が素晴らしいと思います!
いつもお世話になります。
これからも精進致します。
よろしくお願い致します。