はじめに
大学時代の恩師にいただいた本が出てきました。
「出てきた」といってもいつでも読み返せるようにいただいた本をデータ化しておりiPhoneのKindleアプリに入っていたものです。
本をデータ化するいわゆる「自炊」は自分で行ったわけではなく自炊をしてくださる業者に依頼してデータ化していただきました。もう10年近く前の話です。
文体は4句からなり前半の2句で理について語り、後半の2句で例えを述べているものです昔はこの本を何度も何度も読み返していました。
そのころを懐かしく思うくらいになってしまっていますので、
かなりの部分を忘れてしまっています。
やはりこういう良書は要所要所で何度も目を通しておく必要がありますね。
この本の著者であるサキャ・パンディタについてご紹介させていただきます。
著者のサキャ・パンディタとは
サキャ・パンディタはチベットで政治家として学者として活躍した人物でサキャという地域に1182年に生まれました。
サキャ・パンディタとは日本語にすると「サキャの大学者」という意味で本名はクンガ・ツェンです。
本書は当時の言葉で書かれており現在では差別とも取れる文脈や表現もありますが、21世紀に生きる私たちも十分に学ぶことができる内容であると思います。
Kindleでも購入できればいいのですが、紙媒体の本でしか取り扱いがないのが残念ではあります。
しかし人生の羅針盤にもなり得るオススメの書ですので是非ご一読ください。
それにしてもこの本をくださった先生、お元気にされていますでしょうか。
今年も先生にお年賀書きましたよ。
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