私の妻すーさんはそれはそれはムーミンが大好きです。
好きすぎてホンマにフィンランドに行ってしまうくらい。
フィンランドはヨーロッパの中でも日本からいち番近いとかいうてましたが…。
そういえば埼玉のムーミンランドができたときもすぐに行ってましたね。
ちょっと凡人にはよくわからない情熱です。
まぁ極度のムーミンオタクですね(笑)
彼女も自認しています。
そんな妻すーさんの部屋にはムーミンの作者であるトーベヤンソンが生み出した数々の本があります。
私も何度かその中の何冊かを読もうとチャレンジしたのですが最後まで読めませんでした。
そんな私はムーミンキャラクターの中で誰がいち番好きかというと
スナフキン
です。
深い意味はありませんが自由奔放な感じがカッコいいからでしょう。
そんな彼にフォーカスした面白い本をすーさんに教えてもらいました。
ページ数も多くなくすぐに読み終えることができました。
本書ではスナフキンの名言をもとに筆者が考察しています。
知らなかったのですが、
- スナフキンって自分の家がなくて
- 持ち物もテントと鍋くらいしかない
現代でいうところの
ホームレスでニート
なんですって。
なかなか面白い表現ですけどなんだか親近感が湧きました。
ムーミンのことをほぼ理解していない私でもなぜスナフキンだけは少し気になる存在なのかなと不思議に思っておりました。
私が本書を通してその理由が分かった気がします。
スナフキンは知ってか知らずかわかりませんが、
「現状の自分を心から信頼できている」
ということが分かったのです。
成果の良し悪しにかかわらずありのままの自分を信頼できているのですね。
ここにスナフキンが人を魅了する秘密があるんじゃないか。
ちなみに本書はKindle Unlimitedに入っている本でもあるのでunlimitedに登録されている方は無料で読むことができますよ。
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