はじめに
本日のテーマ「終わりを思い描くことを始める」というのはスティーブン・R・コヴィーが記した『7つの習慣』のうち2つ目の習慣になります。
ちなみに7つの習慣は2018年の時点で44か国語に翻訳され、全世界3,000万部、日本でも累計200万部を売り上げたking of 自己啓発書ともいうべき書物です。
この第二の習慣である「終わりを思い描くことから始める」というのは、
「人生の終わりを思い描き自分のもっとも大切にしている原則を明らかにしその原則を中心に捉えてこの世を生きましょう。」
ということです。
この原則というのは国でいう憲法みたいなもので、全ての良し悪しの判断軸となる信条・理念を文章化したものでミッション・ステートメントともいいます。
自分の信条・理念に合わせてミッションステートメントを作りましょうということを強く勧められています。
それではどうやってこのミッションステートメントを作るのか?
その手順が本書では紹介されています。
ミッションステートメントを作り方
ある愛すべき人が亡くなったためお葬式に参列します。
会場の前方にある棺の中を見るとそこには自分自身が眠っています。
このお葬式は縁起でもありませんが現時点から3年後に行われるあなたのお葬儀なのです。
このお葬式の中であなたと親しかった家族・友人・仕事関係・ボランティアなどのコミュニティの方がそれぞれひとりずつが次々とあなたの弔辞を話していきます。
この弔辞であなたはどのようなことをいってもらいたいのか?
これを明確にすること、つまり「終わりを思い描くこと」によって、
何があっても揺らぐことのない自分自身の“中心”を発見できるのです。
そこで私はどんなことを弔辞でいってもらいたいかと考えてみました。
私のミッションステートメント
- 妻:私のことを本当に大切にしてくれました。生まれ変わってもまたたかちゃんと結婚したい。
- 友人:優しく面白い話をしてくれるヤツだった。彼が死ぬまで知らなかったが投資をして物凄い資産家だったようだ。
- 仕事関係:信頼できる人間だった。体の動きにくい人の治療を生涯続け治療成績も良かった。
- コミュニティ:有益な情報をインターネットを通じてバンバン発信してくれる人でした。
改まって買いてみると少し恥ずかしい感じもしますがこれが正直なところです。
これらをまとめると次のようになるでしょうか。
「妻を大事にしながらも遊び心を忘れず見栄は張らない、死ぬ直前まで治療やその勉強を継続し、有益な情報を発信し投資によって莫大な資産を築き自分以外の多くの人も億万長者にしたオトコ」
ちょっと欲張りすぎ感満載ですが…ですが本音でございます。
こんな弔辞をいうてもらえたら本望です。
もちろんこの内容はまだまだバージョンアップさせていきますが今のところこのような弔辞をいってもらいたいかなと思っています。
まとめ
7つの習慣を読んだことのある方だけでなく読んだことがない方であってもここでご紹介したような流れで自分のお葬式を思いながら、ミッションステートメントを考えてみても面白いかもしれませんよ。
ただコヴィー博士の教えに従うのであれば1つ目の習慣は「主体性を発揮する」で本来は1つ目の習慣がある程度クリアできてからこの2つ目の習慣に進むという流れになります。
興味のある方は『7つの習慣』なかなか分厚い本ですが少しずつ読まれたら得るものが多いと思いますよ!
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