はじめに
これまでは特定口座でのみ運用を行ってきたのですが、税制面で優遇されるiDeCoやつみたてNISAを利用しようと口座開設の手続きをしているところです。
奥さんにも納得してもらった上で一緒に投資を行って行くためには、奥さんの理解を得る必要がありますがiDeCoやつみたてNISAに対するわたし自身の理解はまだまだです。なんせ制度が複雑でわかりにくい。
奥さんに聞かれるたんびに自分で勉強して説明してようやく一緒にiDeCoやつみたてNISAを用いて一緒に投資を始めてもらえることになりました。
口座が増えたり積み立てるファンドが増えるのでいちど私の家のアセットロケーションとアセットアロケーションを整理してみようと思います。
そもそもアセットアロケーション・アセットロケーションとは
アセットロケーション;AL(asset location)
アセットロケーションとは資産の置き場所のことをいいます。具体的には口座の種類をいくつかに分けたり、資産を置く地域を分けたりすることを意味します。
アセットアロケーション;AA (asset allocation)
アセットアロケーションとは資産を債券・株式・REIT・投資信託・生命保険・デリバティブ・定期預金等の各種金融商品や不動産などへバランスよく配分して運用することをいいます。分散投資。資産配分。資金配分のことをいいます。
我が家のアセットロケーションとアセットアロケーション
つい最近まではすべてSMTシリーズの投資信託をSMBC(三井住友銀行)で運用してきました。
給料が入ってくる口座から投資資金をそのまま投資信託へ横流しでき入出金も1つのアプリで管理できるため便利なんです。
これぞほったらかし投資の極意だと勝手に思っていました。
できれば今後もこのスタイルで投資信託を購入し続けたかったのですが、私が積み立て続けて来たSMTシリーズは信託報酬が今の時代で考えると決して安くは無くなってしまっているからです。
SMTシリーズ(全てSMBCの特定口座を窓口にしていました。)
- 外国株式指数ファンド
- SMT新興国株式インデックス・オープン
- 国内株式指数ファンド(TOPIX)
- SMTグローバル債券インデックス・オープン
これで運用してきましたがこれらの信託報酬(運用管理費用)は0.5〜0.6%前後もするので時代遅れですね。
そこで
- iDeCo:ニッセイ外国株式インデックスファンド:SBI
- つみたてNISA:三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド:三井住友銀行(SMBC)
- 特定口座:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド):SBI
上記で積み立てを行って行くことにしました。
ちなみにSMTシリーズは先月の11月で積み立て中止の手続きを行いました。
私はリスク資産について今後つみたてて行くぶんについては、株式の投資信託のみで行こうと考えています。これまでは外国債権をポートフォリオに入れていました。外国債権は債権ではありますが、安全資産ではなくリスク資産に属します。
外国債権のリターンの低さや信託報酬の高さを考えるとポートフォリオに組み込むメリットがわからなくなってきたからです。
ただそのかわり生活防衛資金以外のお金をすべて株式に変えてしまうというこれまでのスタイルですではリスクを取り過ぎてしまうことになりますのでポートフォリオを20%の現金と80%の投資信託で組むことにしています。
ニッセイ外国株式インデックスファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)を購入しようとおもうと三井住友銀行だけで口座を開いていたのでは購入できませんので、SBI証券でも口座を開くことになりました。
したがって我が家のアセットロケーションは
口座としては、
- iDeCo:SBI証券×2
- つみたてNISA:SMBC×2
- 特定口座:SMBC・SBI証券×2
*×2というのは私・妻ということです。
そして資産をおく地域としては、
- iDeCo:ニッセイ外国株式インデックスファンド:MSCIコクサイ・インデックス
- つみたてNISA:三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)
- 特定口座:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド):MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
指数はそれぞれ異なるためカバーする地域は異なりますが世界投資が手軽に実現できます。
安全資産はキャッシュのみ
つい最近までは、生活防衛資金以外はすべて投資信託の購入に充てていたのですが、これではあまりにもリスクを取りすぎだという事実に気づき20%を安全資産にすることにしました。
安全資産には国内債権もありますが、債券は少ないながらも信託報酬が発生します。そして流動性の高いキャッシュが手軽でリバランスも手間が少なくなるんではなるのではないかと考えたので安全資産はすべてキャッシュにしました。
SMTシリーズでポートフォリオを組んでいたのですが、楽天バンガードなどの利用もすると持っている投資信託の数が増えてしまうことも当初は煩わしいと思っていましたが、
- リスク資産:80%
- 安全資産:20%
と決めてしまいきっちりとExcelで管理するようにすると投資信託の数がいくら増えても(まぁこれ以上増えるのはイヤですが)それほど手間には感じなくなってきました。
国を挙げて投資信託を用いての運用をすすめている流れもあって信託報酬がどんどん安くなっています。だからどうしても目移りしていますが、その度に積み立ててきた投資信託を解約していたら、20.315%の税金がかかりますので、複利の力が弱くなってしまいますし。
まとめ
我が家のアセットロケーションとアセットアロケーションについて整理してみました。
口座の種類や運用に利用するファンドが増えてくると複雑になってはきますが、これはExcelで管理するなど一括して管理することで見やすくなりそこまで面倒に感じる必要がないかと思います。
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