いきなり全財産を投資に突っ込むのはやめよう
私は投資信託を手段に世界経済への投資を続けています。
これから投資を始める方は資産の大部分をいきなり投資に回すべきではないでしょう。
購入する投資信託が自分にあっているかもわかりませんし大きなお金を入れるということはそれだけ値動きが激しくなります。
自分の器を超えて投資すると…
- 大きく値上がりしても利益確定を急いでしまう
- 大きく値下がりしたら投資に対するトラウマを背負ってしまい投資とは金輪際、無縁な人生を送ることになる可能性がある
どちらにしても人生における多大な機会損失だといえるでしょう。
世界経済への投資を実践していく心構えとして
いち度投資信託を購入したらお金が必要になったとき以外は売らない
というスタンスが大切になるのです。
それではこの強固な心構えを築きあげるためのポイントは何かについてこれからお話ししていきます。
投資を始めるときのチェックポイント
投資を始めるにあたり必ずチェックしておきたいポイントがあります。それは…
- 生活防衛資金は確保できているか?
- 毎月積み立てる金額を決めているか?
この2点は投資を始める前もしくは投資を始めて最初の段階で抑えておきたいところです。
生活防衛資金は確保できているか?
生活防衛資金とは…
「急に病気や怪我などで仕事ができなくなる。あるいは勤めている会社が潰れてしまっても当面生活していける金銭的蓄え」
をいいます。
これは人それぞれ考え方があると思いますし家族構成によっても異なってくるところでしょう。
若くて独身の人だったらほとんどなくても良いと考えるかもしれませんし結婚して家族がいる人だったら2年程度の生活費をみておいたほうが良いかもしれません。
私自身の例をお話しすると
- 独身のとき:3ヶ月分
- 結婚してから:1年分
と考えて資金の確保しています。
ただ投資を始めていくとわかると思うのですがある程度運用する金額が膨らんでくると生活防衛資金と投資するお金の境目はなくなってくるなと感じています。
もともとお金には色がなく流動性が高いものです。
そうはいっても投資を始めるときもしくは投資を始めて数年は生活防衛資金と投資しているお金は分けて考えておいた方が良いでしょう。
毎月積み立てる金額を決めているか?
毎月積み立てる金額は無理のない範囲がいいでしょう。
無理を伴うといちいち細かいファンド(投資信託)の価額の上下にいちいち振り回されてしまうものです。
今はネット証券を使えば¥100-から投資をできてしまう時代です。
投資を始めるべきか悩んでしまい前に進めない方は¥100-から投資をはじめてみてはいかがでしょうか。
ただ当然のことながら¥100-では投資の恩恵を受けるのもごくわずかです。
自分のペースがわかってきたら少しずつ金額を増やしていくと良いでしょう。
最近ではネット証券を中心に毎月積み立て以外にも毎日積み立てなど積み立て投資の間隔を細かく設定できるようになっています。
ただし毎日積み立ては今日はいくらで購入したのかな?と毎日のように細かくチェックしてしまう可能性が高く個人的にはお勧めはできないでしょう。
世界経済への長期投資は投資をしていることをほとんど忘れているくらいがちょうど良い投資との距離感であり付き合い方になるからです。
まとめ
先ほども申し上げたように今は¥100-から投資ができる時代です。
少しでも投資に興味のある方はご紹介した2つのチェックポイントを考えた上で投資をはじめてみるのも1つです。
何日も考えたけどなかなか考えが定まらなくて前に進めないという方は¥100-から投資をするつもりで口座を開きましょう。
色々考えてしまって投資に踏みきれないくらいなら¥100-でもいいからとりあえず投資を始めてみて投資をしながら自分の考え方を定めていくのも良い方法だと思いますよ。
ただ投資しながら勉強を続け自分のスタンスを固めることは投資を長く続けるためにも非常に重要ですのでお忘れなく!
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