はじめに
世界的な株高の中、フルインベストメントを貫いてきた私も流石にこのまま暴落が生じたときに、かなり精神的ダメージを受けるだろうなと考えはじめました。
また、奥さんのお給料の大部分も投資に回しているため、仮にリーマンショック級の株価の大暴落が生じたとしても私は変わらず投資を続ける自信がありますが、奥さんの協力が得られなくなる可能性があります。
そんなことを考えるとキャッシュポジションを持つことの重要性に気づき、生活防衛資金だけでなく、現金組み込んだ形でのポートフォリオを作ろうと考えました。
私は毎年7月と12月にリバランスを行うということにしており、ちょうど12月のリバランスの時期でもありましたので、早速キャッシュポジションを含んだポートフォリオを含んだリバランスを実現してみました。
これまでの資産配分
投資を始めて10年弱(インデックス投資は5年強でしょうか)になりますがこれまで約半年分程度の生活防衛資金しか持っておらず、それ以外のお金はほぼ全て投資信託に変えていました。
いわゆるフルインベストメント(全額投資)というやつですね。
これからの資産配分
生活防衛資金は別においておき、
- 投資信託(株式や債券):80%
- 現金:20%
上記で100%のポートフォリオとしました。
この現金20%という値についてもかなり悩んだのですが、色々なブログなどを参考にしているとだいたい10〜20%が妥当なのかと考えました。
本当は10%程度にしたかったのですが、現在は株高ということもあり現金の割合を増やすのが1つではないかと考え20%に設定しました。
このキャッシュポジションについては、世界の株価の動向を見ながら10〜20%前後で変更しようと思っています。
ただもう少し年齢が高くなって40代、50代となったときにはこのキャッシュポジションの%も30%、40%と増やして行くことになると思っております。
キャッシュポジションを取ったことで気づいたこと。
スイッチングのことを考えより少ない投資信託の本数にできるメリットがあると考えると暴落も怖くないと思った。
投資歴がもう10年弱になり、SMTシリーズなどの現在絵は高い分類に入る信託報酬になるものもまだ解約できずに持っております。
また妻のリスク資産も含めてたかちゃん家トータルのポートフォリオで考えることにしております。
先ほどのSMTシリーズなどの手数料が高いものも含み益がでております。これは大変ありがたいことです。
しかしこれを売ると利益に対して20.315%の税金が持って行かれてしまいます。だからなかなか売れないんです。
これをいつ売るかと考えたのですが、今後株価が下がったときにこれらの投資信託を解約して手数料の安い世界のインデックスに連動する投資信託へスイッチングできると思うと、株価の暴落も逆に楽しみになります。
リスク資産のトータルを見直すキッカケになり実際の総資産額を把握できた。
私の口座だけでなく奥さんがもっているりリスク資産の総額も知ることができました。
やはり人生のパートナーである奥さんの総資産額がいくらであるかをリスク資産の割合を知ることができたことは大きいなと思います。
奥さんとお金について話すキッカケになった。
たかちゃん家はおそらく夫婦でお金や投資について話すことが多い家だとは思いますが、それでもマジメにリバランスをキッカケに話すことができるのはとてもありがたいものです。
ただ、あまり深く聞きすぎるとお互い息が詰まってしまいますので、あまり細かいところまで詮索しないのが良い夫婦関係を築いていくポイントかもしれません。
まとめ
結局、100%リスク資産のフルインベストメントをやめて20%のキャッシュポジションを作ったことでなんだか心の余裕ができました。
奥さんも手元に流動性の高いお金を置いておくことには大賛成な人ですので、より投資に対する理解が得られることになりそうです。
今のところはキャッシュポジションの変更を行って良かったというのが正直な感想です。
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