資産形成・ETF・投資信託

 

iDeCoで選びたい運用商品

はじめに

4月から社会人になった息子さんをお持ちのお父さんから、

「息子の会社よりiDeCoの加入を勧められているが加入するならばどの商品を選ぶべきでしょうか」

とご質問いただきました。

これからご回答していきたいと思います。

iDeCoのメリット・デメリット

20歳前後からiDeCoを始めるということは素晴らしいことです。

しかしiDeCoは制度上60歳になるまで購入した商品を換金できないというデメリットがあるということは強く認識しておく必要があります。

iDeCoは現状5000円/月から積み立てていくことができるのですが、例えば20歳前後の方がiDeCoを始めるとなると40年近く資金が拘束されるということです。

私はこの資金拘束がiDeCoの最大のデメリットであると考えています。

ただもちろんメリットもあります。

iDeCoのメリットは…

  • 節税効果がある(iDeCoで購入した金額に応じて毎年年末調整で還付)
  • 60歳まで換金できないので強制的に資産運用を続けることができる
  • 毎月の投資金額・運用商品は変更できる

このようにiDeCoは節税によって確実なリターンが得られますし国がすすめている肝煎の制度です。

給料の大幅な上昇も期待できないミレニアム世代こそ投資は必須で投資を勉強する上でもiDeCoは利用すべきであると私は考えています。

60歳まで換金できないことに納得できるかが大前提ではありますが。

どの商品を選択すべきか

ご相談者のご子息が勤める会社が扱っているiDeCoの運用商品の一部をご紹介いたします。

  1. 野村DC国内債券インデックスファンド・NOMURA-BPI総合
  2. 明治安田日本債権
  3. One DC 国内債券インデックスファンド
  4. MHAM日本成長株ファンド
  5. 投資のソムリエ<DC年金>
  6. 投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型
  7. 野村J-REITファンド
  8. 大和住銀DC海外株式
  9. Oneたわら先進国株式
  10. ブラックロックLP2030
  11. ブラックロックLP2045
  12. ブラックロックLP2050
  13. みずほDC定期預金(1年)
  14. 三井住友信託DC変動定期5年
  15. ろうきん定期(スーパー型)

13〜15のように定期預金の商品も入っているのですが特に若い人の場合は選択する理由がないでしょう。

なぜなら先ほども申し上げたようにiDeCoは60歳まで換金できないのですからよりリスクをとって値上がり益を期待できる商品を選択するのが自然です。

資本主義というのは長期でみれば右肩上がりの経済成長が期待できることが過去の歴史を見れば自明の理です。

現に15年以上にわたり全世界に投資できるファンドに投資をしたならばどのようなタイミングで投資したとて元本がマイナスにならないということが過去の歴史から証明されています。

何十年も自分が働いて得た虎の子がiDeCoの口座に拘束されるのですから少なくとも運用益が得られるものを選ぶほうが賢明です。

そう考えると1〜3の債権に投資するファンドも同様に選択肢から外れると考えます。

何十年にもわたって長期で運用した場合の期待リターンを見た場合、債権は株式よりも大きく劣後しているからです。

また日本の国債に投資したとてそれほど利回りは期待できないでしょう。

7のJ-REITというのは日本の不動産に投資するファンドです。

ここ最近の暴落でJ-REITは大きく値段を下げています。短期の値上がりを期待してiDeCoの口座ではなく特定口座にて投資するには良い時期かもしれません。

しかしiDeCoを通してJ-REITに投資するかと聞かれると私なら投資しません。

なぜなら40年後の日本の人口は1億人を大きく割っているだろうという推計があるからです。

人口が減るということはそれだけ土地の値段も低下することが容易に予測できます。

すでに日本の土地の値段は下落傾向にありますし空き家問題も身近になっていますよね。これがどんどん加速していき大都市以外では住めないような状況に日本がなっているかもしれません。

ちなみにこれが米国であれば話は別です。

もちろんアメリカは日本の25倍も国土が広いものの現在でもアメリカの人口は日本の約3倍あり今後も右肩上がりに人口が増えていくことが予測されているからです。

どの商品を選ぶか?

私が上記の中から運用商品を選ぶとすればOneたわら先進国株式を選びます。

理由として…

  • ベンチマーク(連動する指数)がMSCI世界株式(除く日本)であるということ。(約66%はアメリカに投資)
  • 2015年に設定されそれほど歴史は古くはないが純資産総額は約449.39億円と十分な資産規模であること
  • 信託報酬が0.10989%と安い

したがって私が上記の選択肢から運用商品を選ぶならばOneたわら先進国株式すると思います。

まとめ

iDeCoを通じて投資に興味を持ちつみたてNISAなどの口座を開設して少しずつ投資の幅を広げていくのも良いかもしれませんね。

投資は少しでも早い時期に始めたほうがリターンも得られやすいです。

そして現在はコロナショックにより株価は暴落傾向にあります。

投資を始めるタイミングとしてはまたとないチャンスかもしれません。

しかし株価はまだまだ下げる可能性もあり少しずつ勉強しながら投資をされることをお勧めします。

一日一絵 149前のページ

一日一絵 150次のページ

関連記事

  1. 資産形成・ETF・投資信託

    なぜ株式に投資するのか?

    証券口座を開き投資を始めようとされている方が、「証券口座開い…

  2. 資産形成・ETF・投資信託

    人生をイージーモード化する3つのステップ

    生活のために働かないで!人生を豊かにするためにはお金の有無が…

  3. 資産形成・ETF・投資信託

    SRET配当金 2020.5.14

    SRETから2回目となる配当金をいただいていましたのでご紹介します。…

  4. 資産形成・ETF・投資信託

    株式市場はバブルに突入している

    ここ最近、世界の株価はグングン上がってきています。何年かにわ…

  5. 資産形成・ETF・投資信託

    株価が下落していますが急いで買い増ししない方がいい

    はじめに今月に入ってからさらに世界的に株価の下落が大きくなっています…

  6. 資産形成・ETF・投資信託

    SPYDというETFについてお話しします

    はじめにここ最近のコロナショックによりETFの中でも私が以前…

コメント

    • なおたりん
    • 2020年 4月 12日

    株を勉強したいなと思う反面、理解できるのか?このボンクラな頭でと不安の方がおおきいです!

      • たかちゃん
      • 2020年 4月 12日

      先生が何をおっしゃいますか。
      確かに深い部分まで理解できるに越したことはないですが、
      勉強しながら同時に株式に投資するというアウトプットを同時に行なっていかないと、
      機会損失を生み出してしまいもったいないのではないかと思っております。
      今後ともご指導よろしくお願いいたします。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 一日一絵

    一日一絵 18
  2. リハビリ・健康

    痛みなどの機能障害の種類について紹介するよ!
  3. 資産形成・ETF・投資信託

    FRBの意向に乗っかる!
  4. 資産形成・ETF・投資信託

    SPYD配当金 2020.6.26
  5. すーさんの記事

    結婚後の持ち物の変化について
PAGE TOP