資産形成:ETF・投資信託

複数の投資信託で運用していく理由

はじめに

シンプルにひとつのインデックスファンドで世界投資ができればどれだけいいだろうか…と考えていたこともありました。

しかし最近は、複数の投資信託で世界投資を続けていこうという考え方にシフトしつつあります。

楽天・バンガード・ファンドだけで運用したいと思うが…

なんで考え方が変わってきたかといいますと、結局のところ自分が開いているiDeCoやつみたてNISAの口座が楽天・バンガード・ファンドを扱っていなかったということです。

もし今からインデックスファンドを用いた世界投資を始めようと考えておられる方がいれば楽天証券かSBI証券での口座開設がおすすめです。参照)楽天証券SBI証券

特に楽天証券では楽天・バンガード・ファンドの購入が可能になったようです。したがって楽天証券でしたら私が本当は実現したかった楽天・バンガード・ファンドだけでのつみたてが可能となります。

正直うらやましいなと思ってしまいます。

参照)楽天証券のiDeCoに楽天・バンガード・ファンドの2商品

ファンドの選択よりリスク資産とキャッシュポジションの比率の方がより重要ではないか?

私はこれまでに7年以上、三井住友銀行の特定口座にてSMTシリーズにて積み立てていたのですが、これは信託報酬が0.5〜0.6%前後もしますので今の時代にはそぐわないです。ハッキリ言って高い。

参照)SMTシリーズ

したがって今からSMTシリーズで積み立てを行っていくことを個人的にはお勧めしません。

もちろんインデックス投資をしないよりはよっぽどいいとは思いますがすっかり信託報酬が高いからです。

今ものすごくこのSMTシリーズを売ってしまいたいと思う気持ちがありますが、運用益がでて(しまっています)いますので今売ると20.315%の税金がかかってしまいます。

ですので今後SMTシリーズに積み立てることはありませんがホールドは続けます。

楽天・バンガード・ファンドをiDeCoやつみたてNISAそして特定口座の全て購入できたらいいのですが、先ほども申し上げた通り現状では楽天証券以外はできません。

最近では目をみはるほど安い信託報酬の低いファンドがある種、乱立しておりますのでファンドを選ぶのも悩みどころです。何せ長い目で見ればかなりの資金を投入していくことになりますから

ただ信託報酬が0.2%前後のファンドを選ぶために、あれこれ頭を悩ませてもメリットや見返りは少ないのではないかと思っています。

それだったらある程度信託報酬の安いファンドをピックアップしてしまったらあまり変わらない信託報酬について頭を抱えている間にしっかり10〜25%程度のキャッシュポジションを確保したポートフォリオを組んだ上で投資を始めたほうがよっぽど良い。

というのが今の考えです。

今は世界的な株高ですので、ファンドを購入する時期というよりも株価の冬の時代に備えてキャッシュを蓄えておく時期にあると考えています。

ここでいうキャッシュポジションは生活防衛資金は含まず暴落が起こっても落ち着いて新たにファンドを買いますための資金源という意味合いです。

そうすればマーケット(市場)に対して悪態をついて逃げ出さずに済むと思うからです。

ではどのファンドで運用して行くのか?

具体的に言ってしまうと

今のところこの3つの投資信託は信託報酬をみても、おそらく日本では安い方の部類に属するものばかりです。

ただ正直なところ三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドの信託報酬が確か0.27%だったと思いますので、他の2つのファンドよりは高いのが少しひっかかるところではあります。

色々なファンドや証券会社で運用することは手間にはなりますが色んなファンドを持つことで連動する指数に対する認識は深まると思います。

また個人的には信託報酬の低いインデックスファンドにおいては長い目でみると資金は流入しやすいでしょうから、考えにくいとは思いますが、ひとつのファンドに対してだけ一点集中してしまうと、ファンドに資金が流入しないなどの理由から途中で繰り上げ償還してしまう可能性も無きにしも非ずかもしれない。

したがっていくつかのファンドに分けて投資することがリスクヘッジになるのではないかとポジテイブに捉えるようにしています。

また三井住友銀行などのメガバンクやネット証券で運用することで、それぞれの動向を身をもって知れることも私のように資産運用が趣味になっている人間にとってはメリットになると考えています。

ただ投資が趣味でも何でもない方は、あまり証券会社や投資信託をあれこれ分けると無駄に労力を使うことにも繋がると思います。

ですので今でしたら楽天証券を利用され楽天・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))一本でコツコツとつみたて投資を行うのもひとつかもしれません。

まとめ

色々書きましたが、インデックス投資を選んだ時点で目先の大儲けは難しいですが、時間という強力な味方を手に入れたことになるため、財を築ける可能性は極めて高いと過去の歴史からも予測できます。

私の投資に対する姿勢を再確認する意味を含めこの記事を書いてみました。

この記事を読んで投資に興味を持ってくださり、シンプルな投資で財を築いてくれる方が少しでも増えればと思います。

 

 

 

SBI証券のiDeCoが開設されたという通知が届きました。前のページ

お酒と良い距離感をとる考え方次のページ

関連記事

  1. 資産形成:ETF・投資信託

    お金を稼ぐということは人の役に立った結果です。

    はじめに「お金を欲しくない」と本気で考えている人はまず居られないん…

  2. 資産形成:ETF・投資信託

    株価が下落していますが急いで買い増ししない方がいい

    はじめに今月に入ってからさらに世界的に株価の下落が大きくなっています…

  3. 資産形成:ETF・投資信託

    SPYDというETFについてお話しします

    はじめにここ最近のコロナショックによりETFの中でも私が以前…

  4. 資産形成:ETF・投資信託

    アセットロケーションとアセットアロケーションについて

    はじめにこれまでは特定口座でのみ運用を行ってきたのですが、税制面で…

  5. 資産形成:ETF・投資信託

    SRET配当金 2020.5.14

    SRETから2回目となる配当金をいただいていましたのでご紹介します。…

  6. 資産形成:ETF・投資信託

    ZMLPがついに併合

    2020.4.24にMLP ETFであるZMLPが株式併合されること…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 一日一絵

    一日一絵 282
  2. 一日一絵

    一日一絵 27
  3. 一日一絵

    一日一絵 283
  4. 資産形成:ETF・投資信託

    ZMLP配当金 2020.10.1
  5. 一日一絵

    一日一絵 284
PAGE TOP
Verified by MonsterInsights