リハビリ・健康

体の痛みと向き合ってみましょう!

はじめに

「体の痛みがどんなときに強くでるのか」自分自身の痛みと向き合うことの大切さについてお話してきたいと思います。

痛みと向き合うといってもここで向き合っていただきたいのは「関節の内部が痛いのか?」それとも「関節の周りの筋肉が痛いのか?」などといったような痛みの場所の特定や痛みの原因ではありません。

どこで・なんの動きを・どれくらいした時に痛みがでやすいかといったより具体的な痛みがでる動作や行動の傾向を知っていただきたいのです。

なぜならどこで・なんの動きを・どのように行ったときに身体の痛みの出やすいのかという傾向を知ることは痛みとのよりよい付き合い方の理解に繋がるからです。

特に慢性的に生じる体の痛みに対しては絶対に目を背けずに向き合っていくことがとても大切になります。

対人間関係と同じで痛みと向きあうときにもあまり感情的にはならずに適度な距離間をとることがとても大切になってくるのです。

しかし痛みが強ければ強いほど、どうしても冷静になることが難しくなり感情的になってしまい「痛いものは痛い!!」で終わってしまいがちです。

しかしここで止まってしまうと根本的な痛みの改善には繋がらないためなかなか痛みが改善しなかったり、本来ならとっくに治ってもおかしくない時期になかなか痛みが治まらなかったりするという悪循環に陥ります。

そこで次では客観的に痛みの傾向を知るための具体的な方法についてお話していきたいと思います。

痛みの傾向を理解するための具体的な方法

あなたも5W1Hという言葉をこれまでに聞かれたことがあると思います。

これは、いつ(When)どこで(Where)だれが(Who)なにを(What)なぜ(Why)どのように(How)の英単語の頭文字のことなのですがこの中でも・・・

  • どこで(Where)
  • なにを(なんの動作を)(What)
  • どのように(How)

2W1Hの3つの項目に当てはめながら自身の痛みの傾向を理解していただきたいのです

もちろん無理やりこの3つに当てはめる必要はありません。可能な範囲で結構です。

ただ痛みの傾向を捉えるときにこの3つのキーワードを頭の片隅においておいていただきたいと思います。

何が痛みを引き起こす要因になったのかをフィードバックしてみましょう

それでは具体的に2W1Hの3つの項目どこで(Where)なにをした(なんの動作を)(What)どのように(How)に当てはめて何が痛みの出やすくさせる要因になるかを考えていきましょう。

どんなときに痛みを強く感じるか?

 痛みを強く感じる日は

・昨日は外を普段よりたくさん歩いたよな・・・。(どこで:外を、どのように:普段よりたくさん、なにをした:歩いた)

・今日は映画館で2時間座りっぱなしだったな・・・。(どこで:映画館で、どのように:2時間の間ずっと、なにをした:座り続けた)

・お寺の長い階段をたくさん昇って降りたな…。(どこで:お寺で、どのように(な):たくさんの階段を(How)、なにをした:階段を昇ったり降りたりした

といった具合に痛みが強い日こそどういったことが痛みを引き起こす要因になったのかをフィードバックしてあげる必要があります。

どんなときに痛みがマシか?

これについても先ほどのどこで(Where)なにをした(なんの動作を)(What)どのように(How)にあてはめて検討してみましょう。

・昨日は家でずっと寝ていたのでほとんど動かなかったな・・・。(どこで:家で、なにをした:寝ていた、どのように:ずっと

・理学療法士に言われた姿勢や歩き方をときどきでも意識するといつもより痛みがマシだな…。

(なにをした:理学療法士に言われた姿勢や歩き方を意識した。どのように:ときどき)

・今日はほとんど会社の階段を昇らなかったな…。(どこで:会社で、なにをした:階段を登らなかった、どのように:ほとんど)

といったようにこちらについても普段と比べて異なる行動を考えてみてください。

痛みの傾向を把握した上で日常生活を続けましょう!

大切なことはたとえば「歩いたら痛みがでる」といっても決して「歩かないでください!」と言いたいわけではありません。

ただ単に歩いたら痛みがでるな・・・。

とそこで思考を停止させずもういっ歩だけ踏み込んで考えていただきたいのです

たとえば・・・

・同じ歩くにしても30分程度だったら歩けるけれども、それ以上の時間となると痛みが強くなるな・・・。

・杖を持たずに歩くと痛みがでるけれども杖を持ったらどれだけ歩いても痛くないな・・・。

といったように動くことをあきらめないために前向きに対策を考えたいのです。

動けるのに動かないでいると廃用症候群といって筋力の低下や関節の動く範囲が狭くなることをはじめとした様々な身体的な機能の低下に繋がります。

また鬱っぽくなるなど活動量が低下することで精神的な面での機能低下にも影響を及ぼす可能性もでてきます。

ただケガをした直後など炎症が強いときはじっとしていても強い痛みが生じるかもしれません。この時期においては何よりも安静が第一選択になるということだけは忘れないでください。

まとめ

慢性的に生じる体の痛みから目を背けずに向き合っていくことがとても大切になります。

対人間関係や車の運転と同じで痛みと向きあうときにもあまり感情的にはならずに適度な距離間をとることが非常に大切になってくるのです。

適度な距離間を保ったうえで痛みと向き合うことで痛みとの向き合い方が分かるようになります。

自分自身の痛みと向き合うことで痛みとの付き合い方を考えましょう!

 

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コメント

    • nappon3
    • 2017年 8月 17日

    参考にさせて頂いております!

      • 井上 たかひろ
      • 2017年 8月 17日

      先生。いつもありがとうございます。
      本当に励みになります!

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