はじめに
今回は歩きにくくなる原因として良く思いつくのは痛みが思いつきやすいのですが痛みだけで考えても
- 炎症がおこっていたいのか?
- 筋肉痛が起こっているのか?
- 神経の痛みなのか?
など様々な原因が考えられます。
歩けなくなる原因って痛みだけ?
それにしてもヒトが歩きにくくなる原因は痛みだけでしょうか?
そんなことありませんよね・・・。
足の力が弱くなっても歩けませんし、膝や足関節の動きが悪くなっても歩きにくくなると思います。
これから歩いたり寝返ったりするような普段の動作に支障をきたすような障害の種類について説明したいと思います。
動きを阻害する原因となる障害因子を紹介するよ
運動性-関節可動域(ROM)
- 筋性 Muscular:機能的/構造的短縮、筋緊張
- 関節性 Articular
- 筋膜性 Fascial
- 瘢痕組織 Scar tissue
- 骨性 bony
協調性 Co-ordination
- 時間的/空間的パターン
- 単一の筋 intramuscluar
- 筋同士 intermuscluar
- 巧緻性 Skills
- 末梢の正確さ、精度
感覚 Sensory
- 固有受容感覚 Proprioceptive
- 触覚 Tactile
- 視覚 Visual
- 前庭覚 Vestibular
- 聴覚 Auditory
痛み pain
- 最終域 End of range
- 荷重による Load depending
- 炎症による inflammatory
- 神経的 Neural
- 筋 Muscular
- その他 Others
呼吸-循環器系統 Cardio-vascular System
- force/endurance
筋力-持久力 Force-Endurance
- 神経性 Neurologic
- 相反性 Inhibitory
- 萎縮性 Atrophic
- 循環系 Cardial
- 呼吸系 Vascular
- 肺 Pulmonal
バランス Balance
- 前庭 vestibular
- 協調的 Coordinative
- 筋力 Force
- 緊張 Tone
- 感覚 Sensory
- 関節可動域 ROM
筋緊張 Tone
- 低緊張 Hypotonus 姿勢緊張 Postural tone
- 過緊張 Hypertonus 痙性 Spasticity 強直 Rigor 反射性過緊張 Reflectoric Hypertonus
- 失調 Dystonia
- Over active Reflexology
神経心理学的要素 neuropsychologic Factors
- 感情的 Emotional 不安 Insecurity うつDepresion 不調和 Inconsistency 恐怖 Fright 感情 Emotional
- 集中 Attention Concentration
- 失行 Apraxia
- 失語 Aphasia
- 空間的/時間的見当識
- 身体への気づき Body awarenesss
- 認知 Cognitive
肺系統 Pulmonal System
- Force/Endurance
本当にたくさんありますね。人の体が動けなくなる理由って・・・。
病気によって色々な障害因子が合わさって余計に動きにくくなってきたりします。
理学療法士の役割って?
理学療法士(Physical Therapist;PT)は全項目で示したようにヒトが動けなくなる理由を
- 運動療法
- 物理療法
- 日常生活動作練習
を用いて
- 寝返る
- 起き上がる
- 立ち上がる
- 歩行する
というような基本的動作能力の回復や獲得を目指し治療を行う役割を担っています。
まとめ
ヒトの体が動きにくくなる原因ってたくさんあることはなんとなくご理解いただけたでしょうか?
それぞの要因の詳細についてもう少し詳しく書いて更新していきたいと思っています。
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