なぜ人は物事を深刻に捉えすぎるのか
人は嫌なことがあるとそのことを深刻に捉えてストレスを溜めてしまう生き物です。
特に真面目な人や自己愛の強い人ほどこういう傾向にあるのではないでしょうか。
しかしいちいち目の前の出来事を深刻に捉えすぎて神経をすり減らしてくらーい顔なんてしていたら自分自身にもよくないですし周りにも大迷惑です。
自分は世界の中心!んなわけがないっ!
誰でも自分が可愛いですよね。
自分が可愛ければ可愛いほど自分にとって不利益なことが起こったときに物事を過剰に捉えてしまうことってありませんか?
私自身も自分が相当可愛いのか嫌なことがあったら相当落ち込んでしまう悪い癖があります。
それもいつまでもいつまでも引きずってしまうんですよね。
他人から見たら本当に大したことがなくても…
どれだけ自分を大きく捉えているんだろうと思ってしまいますね。
次にご紹介する本の中で自分がどれだけ会社や社会にとって重要な人物でないかを知ることができる方法が紹介されています。
この本の中から引用した次の一節がまさに眼から鱗でした。
バケツを水でいっぱいにして、腕をひじまで水に入れ、できるだけすばやく引っぱり出す。そこでバケツを見てみよう。バケツの水は一瞬波立つが、すぐに波は消える。あなたが離れたとき周囲に及ぼす影響も、そんなものだ。
アラン・ピーズ,バーバラ・ピーズ. 自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング (Japanese Edition) (Kindle の位置No.3061-3064). Kindle 版.
ストレスレベルの高い人って良い意味でも悪い意味でも自分に意識が向きすぎているんでしょうね。
バケツの水から手を抜いたときの水の動き程度しか周囲の人に影響は与えないということが腑に落ちれば気持ちが楽になったことに気付くでしょう。
自分が与える周囲への影響度なんてほんの些細なものだということを理解した上で日々を送ればこれまでとは違った景色がみえてくることに私も徐々に気づき始めています。
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