労働収入に依存しちゃダメです
お金を稼ぐというと、
「会社に属し一生懸命仕事をしてお金を得る」
という考え方が一般的だと思います。
確かにこれまでは働いてお金を得るという選択肢しか凡人は選べなかったですよね。
というかこのように教育されてきましたから無理もありません。
もちろん株式投資や不動産投資などは存在こそしていましたものの、一般の人にまで浸透していたとは言い難いですよね。
誰が生み出したかわかりませんが、
お金は額に汗して得るもの
みたいな化石みたいな考え方が美化されていましたし。
そう考えると義務教育は社畜の養成所…というと言い過ぎかもしれませんがサラリーマンを量産するための効率的な洗脳的システムに近いと言えるかもしれません。
義務教育では働かずに収入を得る方法を教えてはくれませんもんね。
ただ会社のために労働して収入を得るという一般的な戦略は小さな安定こそ得られやすいもののお金を得るという視点に立てば全くもって効率的ではありません。
なぜなら会社というところは極めて高い成果を残した従業員に対しても何千万円もの給料を支払い続けるということは基本的に有り得ないからです。
こんなことがなぜ起こってしまうかというとそもそも会社に雇用されて働いている従業員というのは、
会社のオーナーや株主のために働いている
からです。
従業員を使って会社が得た利益は株主やオーナーへ大きく還元される仕組みであるので仕方ないところではあります。
この点は従業員として働く人は改めて理解しておく必要がありますね。
もちろん従業員として働くことを否定しているわけではありません。
何より労働者である従業員は法律により守られているため安定という大きなメリットがを得られます。
労働者がいないと世の中も回りません。
ただ従業員としていくら頑張ったところで期待できるキャッシュフローは限られています。
そこで自分の種銭を株式や債券などへ投資することが大切です。
株式や債権を保有することで配当金というフローを得ることができます。
そしてその保有している株式の価格が高くなることでキャピタルゲイン(値上がり益)も期待できます。(私はこのキャピタルゲインはおまけ程度に考えています。)
配当金というキャッシュフローを得られるようになっても別に働き続けてもいいのですよ。
キャッシュフローというお金の流れを増やすことで従業員として働けなくなったときのリスクヘッジにもなりますしね。
何よりお金の流れが増えることで現在の会社とも適度な距離感を持って付き合えるようになると思います。
新たに資産からキャッシュフローを得ることで、
無理やり残業をしたり出世をしようとしなくても良くなる
という精神的安定が得られるのです。
これが生きていくうえで地味に大きいのです。
労働以外のキャッシュフローを得る方法
ところで最近では株式ETFや海外REITでも一部ではありますが毎月分配のものがラインナップされつつありますね。
こういった毎月分配金の支払われるETFを活用して毎月のキャッシュフローを高めるというのは蓋然性が高く現実的な方法ではないかと私は考えております。
ETFは配当金が支払われるものが多いですが四半期にいち度(3ヶ月ごと)のものが多いです。
毎月分配金を得られるということは精神的安定にも繋がりますね。
毎月分配金が得られる投資先として私が気になっているものは…
現時点ではこの辺りです。
しかしこういった毎月配当金がいただけるETFはリスクが高いものが多いのも事実で注意が必要です。
- ETFではあるが比較的手数料が高い傾向にありトータルリターンでみた場合の投資効率は相対的に落ちる
- そもそもリスクの高いものに投資をしている
- したがって金融危機に非常に弱い
- 運用期間が短い
といったデメリットがあるということを事前に認識した上で投資する必要があります。
したがって先ほどご紹介したETFに投資するのであれば
株価が暴落しているときに仕込む
これが非常に重要です。
なぜかというと株価が高いときに投資をすると含み損を大きく抱えてしまい投資を続けられなくなってしまうからです。
毎月配当金をいただいたところで基準価格が大きく目減りすればトータルリターンでみるとマイナスを抱えることになりかねません。
また先ほどご紹介したようなリスクの高いETFは償還されてしまうリスクも資産規模の大きく歴史のある例えばVOOやVYMなどのETFよりもはるかに高いということを理解しておく必要があるでしょう。
これは毎月配当金が得られるETFに投資する場合に限らずそもそも将来も安定した配当が期待できる投資先か否かという見極めは必要になります。
毎月配当金をいただけるということは給料以外の配当金をいただけるということですからキャッシュフローの拡大のための再現性の高い手段になるでしょう。
今はコロナウイルス感染拡大に対する懸念からマーケットの軟調が状態が続いています。
まだまだ2番底を掘る可能性がありますのでいつが買い時かは分かりません。
それでも資産にお金を稼いでもらうための仕組み作りのタイミングとしては中長期的視点にたてば今が絶好のタイミングではないかと考えております。
あくまで少しずつではありますがマーケットのさらなる下落を見越しながら自分の予測するシナリオに投資して行きたいものです。
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