リーマンショック後の10年に渡り米国が安定して強かったですね。
投資家の多くは…
「米国株にさえ投資しておけばいいだろう」
と考える人が多いのはここ10年を振り返ると無理もありません。
ただ今後も米国が強いかというと過去の経験則でいうとその可能性は高くないかもしれません。
例えば2000年代は新興国の時代でしたね。
BRICsなどと新興国株が持て囃されたのも2000年代でした(BRICs:Brazil, Russia, India, China)
もしかすると2020年代も再び新興国の時代が訪れるかもしれません。
ただ新興国を国別のETFで買おうとすると信託報酬つまりコストがなかなか高いですね。
新興国への投資を考えるとバンガード・エマージング・マーケット ETF(VWO)という新興国のETFを通じた投資が有力候補になるでしょう。
このVWOに投資するだけで新興国約5,000株に投資することができます。
VWOの国別組み入れ銘柄は
- 中国46%
- 台湾16%
- インド10%
- ブラジル5%
- 南アフリカ4%
これら上記5カ国で約80%を占めています。
いろいろと世界を騒がしている中国のアリババにも投資できますよ。
個人的にはベトナムにも投資をしたいのですがVWOにはベトナムの規模が小さすぎるのか組み入れ銘柄に入っていないのが残念です。
逆に中国が半分を占めていることは少々オーバーウェイトのようにも感じてしまいますが、
これ一本で細かいことを考えずに新興国への一括投資が割安でできる
これが最大の魅力でしょう。
新興国こそ分散投資は必須ですので!
そして
きっちり分散しながらも数%の配当金を得ることができる。
これも配当好きの私としてはなかなかインパクトがありますね。
信託報酬も0.1%と安いく純資産額も7.1兆円ですから安心ですね。
運用会社も3巨人のひとつであるVanguardです。
今後10年程度はポートフォリオにこのVWOを組み入れる予定です。
少し気が早い気もしますが現在コツコツ積み立てているSPYDやHDVといった高配当ETFへの積み立てのスピードを減速or少しストップしてでもこのVWOの積み立てをそろそろ始めますね!
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