私たちは仕事や家族など日々多くの人と関わりを持って生活しています。
余程の引きこもりでない限り誰とも関わらずに生きていくことは難しいでしょう。
私は最近特に自分と接する相手に安心感を持ってもらい自己重要感を満たしてあげることはとても大切なことであると考えるようになっております。
なぜこんなことを思うようになったのかと考えてみたのですが…
相手に安心感を与えることができない限り本当の信頼関係を築き上げることができないから
だと思います。
相手の心を満たしていないのに快く自分の話やお願いを聞いてもらえることなんてありえないんですよね。
だから自分が普段から家族や仕事など関わりある人に安心感を与えることのできる存在になる重要性ってむちゃくちゃ高いんですよ。
それでは相手にその精神的な安心感を与えるためにはどうすればいいのか?
私なりに常々考えているのですがその結論は至ってシンプルで…、
相手の話を最後まで否定せずに聞く
これに尽きるのではないかと思うのです。
人間はその程度に違いこそあれ傷つきやすい生き物です。
そもそも最後まで話を聞いてくれない人や自分の話を否定する人と関わりたくない。
だからこそ相手が相談や意見をしてきたときには自分の意見は横に置いておいて最後まで目の前の人の話を聞くことが大切なのでしょう。
人は他人からアドバイスを聞きたいという欲求なんかよりも自分の話を聞いて欲しいと思う生き物なんです。
この傾向は女性に強いようにいわれることが多いですが私は男性も同じだと思います。
だから男女問わず相手の話を否定せずただただ聞いてあげることで相手の安心感や自己重要感を満たすことができるのです。
少し話はそれますが人を褒めた方がいいという意見もありますね。
ただアドラー心理学でもいわれているように必ずしも相手を褒めればいいというわけではないと私は感じています。
褒めるということは相手と自分で上下関係を作りあげてしまうことにもなる。
だから相手の話を聞いて受け止めた後には褒めるよりも
感謝!
を相手に伝えた方がいいのではないかと思うのです。
ただただ「ありがとう」というだけでしたら上下関係は作りません。
話は戻ります。
誰だって忙しいときはありますよね。
体調が悪く心に余裕がないときもあるでしょう。
それでもどんなときでも…
相手の話を最後まで聞いてその話を理解できてもできなくても受け止めることの重要性は非常に高い
この事実を忘れないようにしたいものです。
相手に安心感を与えることが大事なんです。
目の前の人に安心感をプレゼントすることで相手の自己重要感の獲得につながりますからお互いに良い信頼関係を築くことができるのです。
ですからとにかくまずは相手の話を最後まで聞いて受け止めることから始めましょう。
これができるようになれば
私たちの生活はもっともっとイージーモード
になりますよ。
何せ人間は他者との関係性によって成り立っています。
先ほどのアドラー心理学によれば、
人間の悩みの全ては人間関係から来ている
とまでいっていますから。
ここまで極端かはさておき相手が満足すれば回り回って自分も満足を得やすくなることは確かです。
私はまずは自分の奥さんに焦点を当て安心感を与える存在でい続けるように努めます。
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