妻の卒業式に参加
私の妻すーさんが放送大学の卒業を迎えたので一緒に参加させてもらいました。
卒業生ではない私も「家族・一般席」が準備されており会場に入れていただくことができました。
卒業生の年齢は様々ですが基本的にご高齢の方が多いのに驚かされました。
服装も決してスーツの方ばかりではなくラフな格好の方もおられるなど卒業式とはいえ決してあらたまった感じではない印象でした。
卒業し何度も再入学する人も
私が大学生の頃は大学を卒業することや資格を取得すること自体が目的でした。
特に10代後半から20代前半の頃の私はそういう社会が決めた形に乗っかることを目標にしていたように思います。
今日の卒業式でセンター長からの式辞、来賓の方からのお祝いのお言葉、卒業生の方の答辞などを拝聴し大きな気づきがありました。それは…
大学を卒業することが目的ではなく学び続けることを人生の目的に捉えるという考え方もある。
そういう考えを持つ方にとって学士を取得することは決して到達点ではなくただの通過点である
ということです。
当然のことながら人間は学んだことを忘れる生き物です。
ただそれを忘れても頭の片隅には砂金のように知識が知恵となって残っている。
それが私たちの人生を豊かにしてくれるということです。
卒業生の中には6回目の卒業を果たしそのまま7回目の入学を迎えようとされている方もおられました。
6回も大学を卒業するということは学士の取得が目的ではないでしょう。
大学で学び続ける中で得たことを生きる中で生かして行こうとする強い意志が伝わってくるのです。
おそらく大学に在籍することは学び続けるための1つの手段として捉えておられるのではないでしょうか。
私は常に前に前に何らかの目標を持たないと行動できない方ですしそれが良いものだと無意識に思っていた節があるようです。
目標がなければ前に進めないんじゃないかと。
しかしながら最近それがいいのかよくわからなくなっています。
それは私がかなりのエネルギーを注いで受けた試験の結果が不合格だった経験からです。
試験の結果に大きな価値を見出してしまうと私のように結果だけに大きく振り回されてしまいます。
そうではなく学び得ること自分の知識を知恵にすることに価値を見出せたなら学び続けることに意味があるでしょう。
そうすれば「通過点でしかない結果」にいちいち一喜一憂しない考えを持てるでしょう。
結果は結果。
結果に振り回されることも人間なのであるでしょう。
ただそこで立ち止まらずに先に進み何かを学び続けていくということの重要性を妻の卒業式に参加することで学び得ることができたのです。
まとめ
私の妻すーさんは放送大学に入学してから4年半で無事に卒業を迎えることができました。
すーさんとはまだ結婚する前から「必ず卒業するのを見届ける」と約束していました。
そして本当に卒業式にまで同席させてもらえたことに感謝しています。
これからもふたりでに学び続けていきます。
すーさん大学卒業おめでとうございます。
すーさんも記事を書いています。
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