はじめに
寛骨(innominate)の動きや治療の手順について説明します。
寛骨の内旋
寛骨の内旋は下の図のような動きになります。
このような方向に動かすのですが、動きを手で感じれるかどうかと言われると、寛骨の内旋に限らず骨盤帯の動きは関節といえどかなりわずかな動きになります。
色々な患者さんを治療して少しずつわかるようになってくるのですがこのようにかなりの経験とそのわずかな動きを感じ取る繊細な感覚が必要になります。
寛骨には内旋の他にも外旋を始めとしてたくさんの動きがあるのですが治療するときにはまず内旋から治療をはじめ動きを出していく必要があります。
寛骨の外旋
内旋を治療してから外旋の治療を行います。
そして外旋では圧縮して前方剪断する
寛骨の外旋の前方剪断は反体側から治療する
寛骨の外転の治療
寛骨の内転・外転はとても重要
見落とされていることが多い治療
寛骨の伸展・内転外転の治療を受けていない人が多いです。
便秘の人や妊娠している人は外転の動きが重要になります。
股関節を骨盤を後傾させると寛骨は外転します。
寛骨の内転
動きとしては次のようなものです。
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