最近の株価は世界的に高騰しています。この勢いに乗って投資を始めようと考える方も多くおられるでしょう。
しかし世界は多くの経済危機の火種を抱えています。
大きいところでいうと…
- ドイツ銀行破綻危機
- 米中貿易戦争
小さい火種も含めると無数にあるでしょう。
もちろん世界的な恐慌がはいつ起こるかなんて誰にもわかりませんが歴史を振り返るとおおむね10年おきに世界的な経済危機が起こっています。
もうリーマンショック(サブプライムローンの破綻)から10年経過していますのでそろそろ大きなクラッシュが起こってもおかしくない時期だといえるでしょう。
次の金融ショックはリーマンショックの10倍や100倍の規模の破壊力だと予想する人もいます。
本当にリーマンショックの何倍もの金融ショックが生じてしまったら株価は大きく下がるでしょうし日本の経済も壊滅状態に陥るでしょう。
ペイオフ制度といって銀行に預けている現金は1000万円まで保証してくれることになってはいますが大規模な金融ショックが起こったときに本当に守ってくれるかは相当怪しい。
国内のいくつかの銀行がバタバタと潰れた事態になった場合に約束どおりに国が庶民の貯金を守ってくれないというか守れないのじゃないかと思うのです。
かなりネガティブな話ですが色々考えると日本政府が国を守るため国民が銀行から預金を引き出せなくする預金封鎖が現実になる可能性もゼロではないように思うのです。
預金封鎖に備える方法
預金封鎖に備える方法として
- 元本保証のない株などを売却しておく
- 金や銀を保有
- 外貨預金をする
- 海外に口座を開き入金しておく
- 海外移住する
- タンス預金する
などいくつか案は思いつきます。
一番現実的なのは現金を手元に保有しておくという原始的な手法ではないかと思っています。
例えば日本の銀行口座から外貨預金をしたとて銀行口座が凍結されたらどうしようもありません。
また海外の銀行口座に口座を作ろうと思うと何億円もの貯金が必要でしょう。なんとか口座を作ることができても世界を巻き込むような大きな金融危機が来るならば無理してお金を海外口座に預けたとて無駄な抵抗になるでしょう。
ただタンス預金は盗難の心配がありますよね。
銀行に預けておくのも悪くはないでしょうが預金封鎖により現金引き出しに制限がかかったりそもそも引き出せなくなる事態も予想されます。
国も銀行も信用できなくなりますので…
色々考えるとタンス預金がまだマシなのではないかと考えるわけです。
もちろんタンス預金をしたとて大きなリスク回避になるとは思えません。
はかない抵抗に過ぎないでしょう。
しかしこれは世界中どこにいても金融危機に陥った世界で生きている以上ダメージを受けずにいることは難しいと思うのです。
私は現金ではなく電子決済を利用することが多いのであまり現金を普段家に置いていません。
したがって自宅に大金を置いておくのはなかなか抵抗があります。
もう少し預金封鎖について学び本当に自宅に多額のキャッシュを置いておこうという決心がついたら丈夫な金庫を買いタンス預金をして備えるかもしれません。
試しに頑丈そうな家事や盗難に強そうな金庫を探しに行こうと思います。
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