はじめに
iPhoneを手放すとき、Apple の下取りプログラムを利用するなど選択肢はいくつかありますが、ある程度高く売りたいと考える方はメルカリと買取ショップで検討される人が多いのではないでしょうか。
どちらがお得で、どちらが安全かという疑問は、多くの人にとって一大事です。
この記事では、メルカリと買取ショップ、それぞれの良い点と悪い点を詳しく比較します。
そして、どちらがより効率的かを考えていきます。
さらに、具体的な事例や実際のデータを用いて、最適な選択をするための参考情報をお伝えしていきます。
メルカリと買取ショップ、それぞれの特色
メルカリは、みなさんご存知のように個人間で自由にアイテムを売り買いできるオンラインのフリーマーケットです。
対照的に、買取ショップはイオシスやソフマップなどに始まり中華系の業者まで専門業者が運営する店舗での買取が一般的です。
メルカリの魅力は、販売価格や取引の条件を自分自身で決められる点です。
一方で買取ショップでは価格は業者が決定し、その価格で取引が行われます。
メルカリでiPhoneを売るメリットとデメリット
メリット
- 価格交渉の自由度が高い: 買い手が見つかれば、高く売ることも可能です。
- 自分のペースで出品: 売りたいときにすぐに出品できます。
デメリット
- 商品が売れないリスク: 売りたい商品に買い手がつかなければ、商品は売れません。
- 発送作業の手間: 取引が成立しても、商品を発送する労力が必要です。
- 手数料の負担: メルカリでは10%の手数料がかかります。
- 購入者の主観による評価: 小さな傷でも、購入者によっては問題視されることがあります。
- データの流出の不安: ガジェットに不慣れな人にとっては、個人間取引では業者を通す以上にデータの流出が心配に感じるかもしれません。
特に、iPhoneなどの高額商品を扱う場合、購入者の主観による評価やデータの流出の不安が大きな問題となることがあります。
例えば、私の妻のようにテクノロジーに不慣れな人は、業者を介して取引する方が安心と感じる場合もあります。
買取ショップでiPhoneを売るメリットとデメリット
メリット
- 手間が少ない: 店員が全ての手続きを行ってくれます。
- 即金買取: 商品を店舗に持ち込むだけで、その場で現金を受け取れます。
- 郵送オプション: イオシスのように、店舗に持ち込まなくても郵送で買取が可能な場合もあります。
- 安心感:業者が間に入ることになりますから個人間でやり取りする必要がなく、それが売り手側にも買い手側にも安心感を与えてくれるという大きな利点があります。
デメリット
- 買取価格の不安定性: 業者が価格を設定するため、市場価格よりも低くなる可能性があります。
- 買取価格のばらつき: 業者によって買取価格が異なる場合があります。
- 査定時間: 一部の店舗では、査定に時間がかかることがあります。
特に、買取価格に関しては業者によって大きな違いがあるため、可能であれば複数の店舗で査定を受けることをお勧めします。
実際にどれだけお得なのか:ケーススタディ
今回は、具体的なケーススタディを用いて、メルカリと買取ショップでの売却価格を比較します。
具体的にiPhone 14 Proの売却を例に取ります。
2023/09/17時点でのiPhone 14 Pro 128GBの価格を参考にしています。
メルカリでの売却
- 平均取引価格: 約125,000円
- 手数料: 10%(12,500円)
- 実質売却価格: 112,500円(送料は除く)
買取ショップでの売却
- 買取相場:約 100,000円〜110,000円
- 送料:着払いが多い
新しい機種に関しては、メルカリで買取ショップよりも高く売れる可能性が高いです。
ただし、メルカリでは10%の手数料と送料が発生します。
そのため、メルカリで出品する際には価格設定には注意が必要です。
仮に買取ショップよりも低く設定してしまうと、上述したように手数料が発生するため結局のところ損をしてしまう可能性が高くなるのです。
売却前にやっておくべきこと
売却前には、必ずデータのバックアップと初期化を行いましょう。これは、次の所有者に自分の個人情報が渡らないようにするためです。
また、外観のクリーニングを行うと、買い手側の印象はよくなります。
特に、画面に指紋や汚れがあると、第一印象が悪くなり査定する側や買い手はその商品を実際よりも低く評価してしまうことになりがちです。
メルカリと買取ショップ、どちらが時間的に有利か
買取ショップは、商品を手軽に売りたいときに大変便利です。
商品を店舗に持ち込むか、郵送するだけで、スタッフが即座に査定を行ってくれます。
一方で、メルカリでは商品がいつ売れるかが不確定で、買い手が見つからない場合もあるため、時間的なストレスや精神的な負担が増えることがあります。
特に、iPhoneのような高額商品を売却する場合、後から「傷があった」や「気づかなかった故障があった」といったトラブルが発生すると、それがさらなる時間と精神力の消耗につながる可能性もあります。
まとめ
新しいiPhoneを高額で売却したい場合、メルカリが良い選択かもしれませんが、手続きを素早く済ませたいなら買取ショップがおすすめです。
買取ショップの大きな利点は、業者が間に入ることで個人間のやり取りが不要となり、売り手も買い手も安心できる点です。
どちらの方法にも長所と短所がありますが、自分の状況とニーズに合わせて選ぶことが最も重要です。
私たち夫婦も1年間使ってお世話になったiPhone 14 Proをイオシスで売却することに決めました。
売却を決めたのは私自身ですが、いつもながらすごく寂しい感じがします。
次の方もこのiPhone14 Proを大切に使ってくれますように。
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