証券口座を開き投資を始めようとされている方が、
「証券口座開いたけど株って怖いね。下がったらどうしようと思う。銀行預金のままでいいんじゃないのかと思うようになってきた」
こんなことをおっしゃっていました。
株式投資は投資した金額よりも評価額が下がる可能性は十分にあり得ます。
最近はコロナショックで世界的に株価が下がっており含み損を抱えた方も多いことでしょう。
現時点で預金・国債・株式に投資した場合の期待利回りは…
- 預金:0.01%
- 国債:0.05%
- 株式:5%
概ねこの辺りでしょう。
そしてそれぞれに100万円投資した場合の年間の期待利回りは…
- 預金:10円
- 国債:50円
- 株式:5万円
いかがでしょうか?
せっかく100万円も預金や国債に投資して1年間で10円や50円利息をいただけたところで別に嬉しくないですよね。
しかし大半の人は銀行に思考停止して預けているのが実情ですね。
下のグラフを見ていただきたいのですが…
株式(Stock)は債権(Bonds)や金(Gold)などとは雲泥の成績であることが分かりますよね。
キャッシュで持っておくことは大きな損失であることがこの図からも分かりますね。
株式の場合は元本保証ではありませんので株価が大きく下落する可能性があります。
株価には元本割れのリスクはありますが10年以上の長期スパンで投資をできるのであれば平均すれば100万円投資したら年利5%だとすれば概ね5万円程度の利回りは期待できるのです。
単純に1000万円を株式に投資できたら平均すると毎年50万円の利益を期待できることになります。
株式で得た利益には税金がかかりますのでもう少しいただける金額は下がりますが年間50万円いただけたら生活は相当楽になるでしょう。
単純に倍の2000万円を株式に投資できたら100万円の配当金が期待できることになります。
株式から得た利益は何に使ってもいいのですが、
例えばその利益でさらに株式を買えばお金はどんどん増えていきます。
これを
複利
というのです。
20世紀最大の物理学者アインシュタインが「人類最大の発明」とよんだ複利です。
これを繰り返すとものすごい勢いでお金は増え続けるのです。
お金をただただ銀行預金に預けておくことは大きな機会損失になります。
1970年代頃であれば郵便局にお金を預ければ5%の金利を期待できたそうですが今はそんな時代じゃありませんね。
だからこそ株式に投資する必要性があるわけです。
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