私の介護支援専門員筆記試験の結果
昨年2023年10月9日、私は第25回介護支援専門員実務研修受験試験に挑戦しました。
その結果が12月9日に発表され、私の努力が報われる瞬間となりました。
この試験は、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野の2つで行われ、ケアマネージャの受験料は税込で13,932 円でした。
試験結果と合格への道
この結果により、私は無事に合格することができました。
一般的に、試験に合格するためには試験内容の70%以上を正解する必要がありますが、受験者全体の成績に応じて基準が調整されることもあるようです。
合格率は例年20%程度を推移していた印象です。
試験の難易度と私の勉強法
この試験は難関資格ではありませんが合格するためにはそれなりに勉強が必要といわれています。
私自身も多くの時間を投じて勉強しました。
特に、法律や社会福祉制度に関する部分は細かい点までしっかりと理解する必要がありました。私は毎日1〜2時間以上の勉強時間を確保し、週末には模擬試験を受験するなど知識の定着を図りました。
ケアマネージャー実務研修の概要
ケアマネージャーとしてのキャリアをスタートするためには、試験に合格するだけではダメで試験合格後の実務研修が欠かせません。
この研修は、実際の現場での業務を効果的に行うためのスキルや知識を深めることを目的としています。
実務研修の費用と概要
介護支援専門員実務研修にも費用が発生します。
実務研修の費用は、私が住んでいる大阪府は75,521 円でした。
この金額は都道府県により差があるようです。
これは約2日程度のケアプランセンターへの実習費用も含んだ金額です。
実務研修におけるグループワークは、1コース(クラス)あたりおよそ10班まであります。それぞれの班は5から6人程度で構成されています。
また今年は1から10コース(クラス)までで編成されていました。
例えば1コースに属していたとすると、基本的には他のコースに移動することはできません。
ただ、子どもの保育園の都合など家庭の都合に限り主催者に交渉すれば一次的に日程の変更は依頼できました。
私も都合で日程を変更したのですが主催者側に理由をものすごく問われました。
実務研修の目的
ケアマネージャーの実務研修は、試験に合格した後に実際の現場で必要となるスキルや知識を習得するためのものです。
この研修を通じて、ケアマネージャーとしての役割や業務内容を深く理解し、実際の現場での業務をスムーズに行うための準備をします。
実務研修の日程や学ぶ内容
- 介護支援専門員実務研修は対面でのグループワークを基本としています。コロナにより動画視聴などに置き換えられており日数が削減されていますが、今年度はトータルで13日です。
- 1日目から6日目までを前期課程、そしてケアプランセンターへの実習を挟み7日目から13日目までの後期課程で構成されています。
- グループワークでは5から6人のグループになりそのメンバーの中から基本的に司会、発表会、ファシリテーターの3人を毎回決めるところから始まります。
- 実務研修では主にケアプランの作成方法やその考え方について学びます。特に後期課程になると脳血管疾患や整形疾患など疾患に応じたケアプランの作成方法について学びます。
- 自宅課題は毎回出題されます。課題の内容としては利用者の情報を教科書から読み取りケアプランを自分なりに作成するというものが主ですがこれがなかなか時間がかかりました。
このような実務研修の形式は、実際の現場でのチームワークを強化するために重要な要素となります。
異なる基礎資格やバックグラウンドを持つメンバーと協力して課題を解決する経験は、今後のケアマネージャーとしての業務においても非常に役立つでしょう。
まとめ
ご紹介してきたようにケアマネージャーの試験に合格し、実務研修を終えることで、新たなキャリアの一歩を踏み出すことができるようになります。
この道のりは決して容易ではありませんが、自分の目標に向かって努力し続けることの大切さを改めて気づくことができました。
今のところ直接ケアマネージャーとして活動する予定はありませんが、今回の経験を糧にさらに成長していく所存です。
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