WordPress

ベーラー角

Bohler角(ベーラー角)とはレントゲン画像で踵骨隆起の上端である踵骨隆起と前距骨関節面頂点と踵骨の上方頂点を結ぶ線の角のことです。

通常20-30°ですが踵骨骨折があるとこのBohler角の角度が減少します。

踵骨骨折の症例を担当するときには必ず確認しておきたいところです。

それではBohler角についての過去の出題をみていきます。

足について正しいのはどれか。

1、距腿関節の運動軸は膝軸に対して内捻5〜15°である。

2、舟状骨は外側立てアーチを構成している。

3、背屈運動により果間距離は拡大する。

4、Lisfranc関節では内外旋が生じる。

5、Bohler角は40〜50°である。

第49回P71

解答は3になります。

内果と外果の距離である果間距離は背屈時に拡大します。

距骨滑車が前方に広い形状をしているのが理由です。

一日一絵 257前のページ

一日一絵 258次のページ

関連記事

  1. WordPress

    骨格筋が体重に占める割合

    筋肉とは一言にいっても3種類あります。骨格筋心筋平滑(内臓)…

  2. WordPress

    錐体路

    セラピストになって日々患者さんの治療をするようになり何年も経つように…

  3. WordPress

    大動脈

    下の問題はPT国家試験でもよく出題される大動脈の模式図です。…

  4. WordPress

    体性感覚の伝導路

    体性感覚とは何かというと皮膚の受容器に由来する表在覚や筋・腱・関節な…

  5. WordPress

    筋トレがメンタルに与える影響とは?『心を壊さない生き方』の実践法

    はじめに現代社会はストレスの連続です。仕事や人間関係、生活の…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. すーさんの記事

    ハンドメイド【手縫いポーチ】
  2. 資産形成:ETF・投資信託

    フラット35の審査が緩いのをいいことに不正利用し破産する人続出
  3. 一日一絵

    一日一絵 294
  4. 一日一絵

    一日一絵 410
  5. 一日一絵

    一日一絵 361
PAGE TOP
Verified by MonsterInsights